せっかくの連休、お天気も良いし、どこか紅葉でも見に行きたいなぁと調べたら、奥多摩湖が見頃という情報をゲットしたので、早速ヒロシ君にプレゼンという名の強引な勧誘をして、急いで出発!!
といっても、読みかけの『エースをねらえ!』がもうすぐ終わるからと、読書待ち、からのトイレ待ち、からのタバコ待ち・・・これで30分はロスしました。

甲州街道の並木も色づき始め「ここの紅葉でいいんじゃない」というヒロシ君の言葉は受け流し。

ときどき渋滞。

やっとこさ中央道。

途中のパーキングで、「ここのソフトはなかなかなんだ」と、我が家のソフティ王子。

無駄に笑顔がこぼれてると思ったら、牛ステーキ串待ちでした。

お腹も満たされ、奥多摩方面へ。

紅葉も深く、荘厳な山と谷のコントラストが広がります。

ここからは、いろは坂並みのくねくね道が続きます。しかも脱輪注意!

と、パン屋を発見!!

こんなに水がきれいなところですから、それはそれは美味しいに違いない。

なんとも素朴、それでいて丁寧な仕事が施されています。
今年の営業は来週いっぱいとのことで、来年の春まで冬眠するんだそうです。

その先の展望台からは、霧が出て眺めはイマイチ。

天候は悪くなる一方で、ついに土砂降りです。
これじゃ湖畔に着いても紅葉見られないから引き返す?と提案したら、嫌々来ていたはずのヒロシ君が「ここまで来たら奥多摩湖を目指す!」と、やる気スイッチON。

で、見晴らし台に到着しました。

湖の向こう側へ沈む陽、モヤがかかってなんとも幻想的。
もっと見ていたいと思っていたら、ヒロシ君が「この先にトイレのある駐車場があるから、日没までにそっちへ行こう」というので慌てて車に乗り込み・・・。

行けども行けども山道は深く、雨はひどくなるばかり。しかもほかに車はいないし。
「俺たち、遭難してる?」・・・湖畔を走っていることは、なんとなくモヤの感じでわかりますが、途中で道がなくなるんじゃないかとか、引き返したら通行止めになってるんじゃないかとか、いらぬ心配をしつつ
H子「いざとなったら買ったパンがあるから大丈夫だよ」
ヒロシ「でも、水はひとり1滴ずつしかないよ」
アホな会話で場を持たす。

ひとまず人里へおり、やっと見つけたコンビニでトイレと軽食。
さらにナビには載っていない道をひたすら走り、なんとか東京に辿り着いたという訳です。

山道の途中に味のある蕎麦屋があったの、奥多摩周辺は美味しい蕎麦屋があることでも有名なので食べて行きたかったんですが、先へ進むことばかり考えて、これはいけませんでした。
どんな状況でも、その時を楽しむ!これがモットーですから。反省!
それでも、山のパン屋さんに出会えたのは今日一番の収穫でした。
って、もちろん紅葉もしっかり楽しみましたよ。(H子)