2025年 07月 12日
『黒雲の下で卵をあたためる』
図書館のオススメコーナーにあった本を無作為に手に取りながら、インスピレーションで借りてきた本。
さらっと書かれているようで、ひとことひとことが丁寧に紡ぎ出されているのが感じられるし、だのにどこか不安定で緊張感があって、タイトルの『黒雲の下で卵をあたためる』がぴったりと思った。
日常生活の中を切り取る目線は詩人ならではなのか、そこから広がる世界観が繊細かつ共感もある。
彼女(小池昌代さん)の言葉は、常にちょっと憂いを帯びている感じで、梅雨時というシチュエーションもあってか、いい意味で脱力感が得られた。
たまには知らない誰かのおすすめ、知らない作家の本を読むのもいいな。(H子)
by kobacken
| 2025-07-12 18:45
| 読書
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