2018年 11月 14日
エンリケ・マルエコス
金曜日の夜、私を酔い酔いにしたモロッコワイン。
メダリオンを2本空けました。
まずは、シラー100%のロゼワイン。
綿飴のようなポップな香りのあとに残る、ほんのりとした苦みがエレガントでした。
カベルネ・ソーヴィニヨン70%、シラー30%、辛口フルボディのルージュ。
フルボディにしては渋みがなめらかで、ほどよい酸がバランスグッド。
果実感があり、時間とともにイチゴジャムのようなアロマを感じました。
はい、モロッコと言えば、前回もお邪魔した東北沢の【エンリケ・マルエコス】さんです。
今度こそ、塩レモンを使った料理を食べないといけませんから。
とりあえずカサブランカビール!
おつまみはサツマイモと白イチジクのサラダ。
ローストオニオンがいいアクセントになり、バターをまとったサツマイモを引き立ててくれます。
カリフラワーのフリット。
もはや神業。
カリカリの衣の中から、ホクホクのカリフラワー、美味しい塩が最高の調味料です。
海老のアヒージョみたいなの。スペイン料理からインスパイアされた一品だそうです。
できそうでできない絶妙な火入れとプリプリ加減、それに合わせるパクチーがモロッコ料理らしさを演出しています。
ケブダ(レバー)とレモンコンフィのソテー。
塩レモンを使った料理です。
レモンの香りはほんのりと、むしろレバーの臭みを消して旨味を引き出す、凄いヤツです。
思った以上にレバーがゴロゴロしていて、中がトロトロなんです。
メインは鶏肉とジャガイモのタジン。
これを食べに来ましたから。(危なくまた違うタジンに目がくらむところだった)
ああ、塩レモンの料理って美味しいのね。
どうして私たちの塩レモンはあんなに苦かったのか!?聞いてみたところ、そもそも仕込みの段階で駄目だったらしい。。。二人が見たレシピは別々のものだったけど、最近流行の料理研究家のレシピ本はあまりあてにしてはいけないらしい。
ということで、二人の出した結論は『塩レモンを使った料理は自宅で作るべからず』。
食べたくなったら、ここに食べにくるのが一番ね!
と、酔っ払って一致団結する二人。
ワインを2本空け、最後にお茶を飲もうとした時、見つけてしまった林檎の食後酒。
ストレートでいただきました・・・多分、これが敗因だったと思われます。
しかし、後悔はありません!!
だって美味しかったんだもん、楽しかったんだもん。(H子)
うんうん(*´艸`)それがいいわよw
そしたらまた食べたくなったら誘い合ってさ
あんたたちふたりだけでたのしくたべたらいいわよフーンダ(*。_ 。)q...
ハッ!Σ((*`Д´*)
ヤバイ!本音が出た!(笑)
家庭料理とはいえ、海外の味となると
日本の一般家庭ではなかなか作れない味ってあるもんね。
プロが作る家庭料理って、素材も道具も違うのよね。
「とりあえず手に入るもの、家にあるもので」ではアカンということを
数々のナンチャッテ料理(失敗)から学びましたわw
だ〜か〜ら〜、泊まりで出張に来なさいって言ってるでしょ!!
そんじゃ、次回呼ぶから深夜バスでお帰りなさい。笑
家庭料理って、その土地のものだからね。
異国の家庭料理はもはや特別な食べ物だもの。
以前、ほかのモロッコ料理屋でスパイスを買って「これに書いてある通りに作ればお店と同じ味になります」って言われたのにさ、とんでもなくヘンテコなものが出来ちゃったのよね。
それが発酵食品も使うとなると、文化もひっくるまちゃうからさ、そりゃ難しいわ。
家に帰って「今日はモロッコ料理よ♪」と言われたら、多分ヒロシ君は引きつっちゃうと思うのよ。
だから、これは、とっておきの料理として、はい、あなたをお待ちしております。笑
どんなお味なのか…とても興味津々♪
モロッコワインは、フランス統治下時代に作られるようになったらしいので、基本フランスワインと同じような感じなのかなぁ。
地中海の太陽を浴びて育った葡萄だから、どこか自由な味がします。笑
そう言っていただけると嬉しい。
ああーー、でもやっぱり良いカメラは欲しい。
肉眼じゃ、もっと美味しそうだったと思うし。
甘い酒には毒がある!これ定説。
なにやってんだかな、オバサン。笑
早くまた行きたい。
行こう行こう♪