2007年 03月 10日
おじいちゃんの話
今は亡きH子のおじいちゃんは、剣道八段という偉業を成し遂げた人物でした。
剣道八段は全日本剣道連盟が定める最高段位で、合格率は毎年だいたい1%くらいという難関。技術的に優れいてるだけでなく、気位や品格が伴っていなければならないらしい。剣道の奥義を知り技術的にも円熟した気品のある人物こそが最高位を得られる、という訳。
確かにおじいちゃんは文武両道、心技体とも強靱で立派な人でした。晩年まで暇さえあれば竹刀の手入れや素振りなどしていたし。
またかなりの読書家で、竹刀を振らなければ本を読んでいるか犬の散歩、何を質問しても的確な答えが返ってくる生き字引。
小さい頃に「剣道やるか」と言われ「正座が嫌いだからやらない」と断り、以後剣道とは無縁の生活。もしかしたら女剣士になっていたかもしれないなぁ。血筋はいいはずだから。今さら無理だけど。(完結)
ま、従兄弟とその息子たちが頑張ってるからね、おじいちゃんも嬉しいことでしょう。
H子は司馬遼太郎先生の「北斗の人」を読んで、北辰一刀流の使い手になった気分を味わうだけで十分。これ千葉周作の若き日の話で、痛快青春ストーリーです。(H子)
剣道八段は全日本剣道連盟が定める最高段位で、合格率は毎年だいたい1%くらいという難関。技術的に優れいてるだけでなく、気位や品格が伴っていなければならないらしい。剣道の奥義を知り技術的にも円熟した気品のある人物こそが最高位を得られる、という訳。
確かにおじいちゃんは文武両道、心技体とも強靱で立派な人でした。晩年まで暇さえあれば竹刀の手入れや素振りなどしていたし。
またかなりの読書家で、竹刀を振らなければ本を読んでいるか犬の散歩、何を質問しても的確な答えが返ってくる生き字引。
小さい頃に「剣道やるか」と言われ「正座が嫌いだからやらない」と断り、以後剣道とは無縁の生活。もしかしたら女剣士になっていたかもしれないなぁ。血筋はいいはずだから。今さら無理だけど。(完結)
ま、従兄弟とその息子たちが頑張ってるからね、おじいちゃんも嬉しいことでしょう。
H子は司馬遼太郎先生の「北斗の人」を読んで、北辰一刀流の使い手になった気分を味わうだけで十分。これ千葉周作の若き日の話で、痛快青春ストーリーです。(H子)
by kobacken
| 2007-03-10 19:35
| 日々のこと
|
Comments(2)