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イッツ・ア・ミワ・ワールド

イッツ・ア・ミワ・ワールド_f0097523_15384811.jpg念願の美輪明宏様の音楽会、明日が母の誕生日なのでプレゼントにと二人で行って来ました。
う〜ん、さすがだね、真の歌い手、真の芸術家ですよ。
ただ歌うのではなく、歌に込められた想いと言葉ひとつひとつを大切に歌い、演じ、伝える。
人生の楽しさ、悲しさ、また人間の滑稽さや面白さなど、1曲1曲が完成された物語になっているの。
そしてとにかく美しい。
アールデコなどパリが芸術に溢れた時代、またジャポニズムといった日本の芸術が世界に尊敬された時代を蘇らせる、一種の魔力だね、本当にその時代にいるような気にさせるし、それが非常にフレッシュなんだよ。「これが美輪ワールドなのね」と思いました。
なんかね、ちょっとからくり人形劇を見ているような面白さを感じました。
ラストの「愛の賛歌」は最高!原語の素晴らしさを、まさに全身全霊で表現してた(と思う)。
美輪様いわく、日本語の歌詞は一晩で作った即興もので「だからなんなのって感じ、あれはシャンソンではない」とのこと、本物は人生のどん底からはい上がった人だから歌える歌らしい。奥が深いね。
あたしゃまだ愛に命はかけられないかも。未熟者です。すいません。
そうそう、美輪様はトークもかなり面白い。
毒蝮三太夫まではいかずとも、綾小路きみまろ的なブラックユーモアは抜群、また細○数○を批判した話は会場が湧きました。
何よりも人生における格言、正負の法則は本当にためになります。
今日は魂が浄化され、ワンランク上の人間になれたかも。多分。(H子)
by kobacken | 2006-07-08 23:59 | 音楽 | Comments(0)

日々の暮らしを大切に考えるH子&コバヤシの日常。只今コバヤシ育児中のため、H子メインでブログ更新中。 おうちごはんやお弁当、お酒、食べ歩き、地元世田谷・恵比寿・銀座を中心に、東京のちょっとしたことなどを綴っています。


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