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CHE Part2

『チェ 39歳 別れの手紙』を観た。危なく見逃すところだったが、幸いにもロングランだったので、ギリギリ間に合った感じ。
彼の何が素晴らしいって、自分という個人、国籍を越え、人類の自由と平等のためだけに命を掛けて戦ったこと。
何が彼をそこまで急き立てたのかはわからいないけど、その強靱な精神力と行動力には、やはり人間を越えた存在を感じずにはいられない。
前編とは違い、今回はハンディカメラで撮ったということで、ゲリラ戦を実体験するような作り。なので、ジャングルの中では自分も同じように苦しい思いをしたりする。
特に最期のシーンは衝撃的だった。チェの目線で、息絶えるその瞬間を体験するような…そしてエンドロールは音なし。ある意味、自分も死んでしまったかのような気分にさせる。
彼の功績を称える訳でもなく、感動を与える訳でもなく、ただひたすらチェの生きざまを観て体験する、そんな作品だった。
しかし観終わった後に空虚感はなく、愛の革命家・チェゲバラを愛おしむ、作り手の愛情を感じる作品でもある。
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そんな余韻にひたりながら食べたのは、ゲリラに敵対するアメリカの食べ物…ハンバーガー。
日比谷のカフェ・コンセプトにて、いつもとはちょっと志向を変えて、ハワイアンにしてみた。焼けたパイナップルの酸味とベーコンの塩味がいい感じでパテを包み込む。好きだなぁ。
ちなみに相棒はチリバーガー。それも美味しそうだった。(H子)
by kobacken | 2009-03-17 18:55 | 映画 | Comments(0)

日々の暮らしを大切に考えるH子&コバヤシの日常。只今コバヤシ育児中のため、H子メインでブログ更新中。 おうちごはんやお弁当、お酒、食べ歩き、地元世田谷・恵比寿・銀座を中心に、東京のちょっとしたことなどを綴っています。


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